2008-07

貴重な記録を掲載した本

2007年5月11日(金) どーんよりした曇り

昨晩は10:00くらいから雷ゴロゴロ、雨ザーザー。
そういえば雨の音を聞きながら眠るのは久しぶりだな。ここじゃあ、降るっていったらほとんど雪だもんね。音なんてしない。
少なくとも半年以上ぶり。
たまにはいいもんだ。

…で。一夜明けても空はどーんより、風はびゅうんびゅうん。
昨日とか一昨日は気温が18℃くらいになっていたみたいだけど、きょうは5℃ほど。さむうううい。
こりゃ、本日の山行きはダメだな。店開けようか…と思いきや、お客さまもいらっしゃらなかった(?)ので買い物に行ってしまいました。
いいんだろうか、こんなんで…。


屈斜路コタンのようすを記した本のご紹介です。

シマフクロウ FISH-OWL 神鳥・コタンコルカムイ
更科源蔵、石井英二、近藤英司、桜井淳史、永田洋平/著
1984年5月2日初版第1刷発行 平凡社 A4変形112P
税込価格 ¥4095

屈斜路コタンの小学校の教壇にも立ったことのある更科氏が道内各地のフクロウ送りの伝承を記し、野鳥観察をライフワークとする近藤氏が根室の原生林に暮らすシマフクロウ親子の観察日記を綴り、動物写真家の石井氏がダイナミックに魚狩りをするシマフクロウの姿をとらえた写真を発表。

そして、桜井氏の写真、永田氏の文により、1983年(昭和58)11月に屈斜路湖畔で75年ぶりに行われた<コタンコロカムイ・イオマンテ>(コタンは村、カムイは神=シマフクロウ、イは物、オマンテは送る、という意味)が詳細に報告されています。

狩猟民族であったアイヌにとって、自然はすべて<カムイ>であり、獲った獣や魚、鳥などの霊は天上の神に返さなければならないとされていた−。村の守り神として<コタンコルカムイ><モシリコロカムイ>として最も崇められていたシマフクロウも厳粛な儀式によって天上に霊を送られていたわけです。

文中にも書かれていますが、75年ぶりということは、最長老たちでさえ幼い子供だったころの記憶をなんとか思い出して再現させたわけで。

独自の言語であるアイヌ語の使用を禁止され、儀式などの伝統や文化、生活様式一切を失った時間はあまりにも大きすぎますが、このような形ではあっても記録として残っているのはありがたいと思うのです。心から。

07051101

テーマ:北海道の様々な風景 - ジャンル:地域情報

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