2008-12

屈斜路コタン花図鑑

2008年6月27日(金) 晴れ

湖水際でぽけらーっと見ていたら、カヌーが2艇流れて行った。
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気持ちよさそうだのう。

緑は日に日に濃くなっていくし、花は次から次へと咲き始めてゆく。
看板犬との散歩時間も楽しいひとときである。

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<hure(赤い)apappo(花)>エゾカンゾウ蝦夷萱草(=エゾゼンテイカ蝦夷禅庭花)は朝開いて夕方にはしぼむ一日草。
わずか19年という人生であったにもかかわらず、いまもなお語り継がれる「アイヌ神謡集」の著者で知里幸恵という女性がいた。生誕地・旭川市内には功績をたたえる文学碑があり、毎年6月初旬に迎える彼女の誕生日にはエゾカンゾウの献花であふれるという。儚さという点で、花と彼女の人生が重ね合わされてのことだそうだ。

<imaki(鱗片)para(幅広し)>エゾスカシユリ蝦夷透百合という名の由来は、花びらの根元が細くなって隣と隙間がある=透けていることから、らしいですぜ。
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<an(黒)ra(葉)kor(もつ)>クロユリ黒百合は恋の花♪−というけれど、実際の花の匂いは100年の恋も褪めるぐらいの悪臭である。黒というよりは恋、もとい濃い紫といったところ。
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北海道の名付け親である松浦武四郎翁は、著書「石狩日誌」の中でアイヌから<toma>エゾエンゴサク<anrakor>を一袋、山中での糧としてもらった、と記している。両方とも球根を茹でて食べたとされる。
あっ、今年はエゾエンゴサクの球根を掘ってみようと思っていたのに忘れた。
もう、周りの草でワケわかんなくなっちまったな。ってなことで、また来年。

クリンソウは花の輪が9段つくから九輪草。きれいな真っピンクが鮮やかである。
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エフデギク、エフデタンポポともいうコウリンタンポポはヨーロッパ原産の帰化植物だ。
もうすぐ屈斜路コタンのヌサ周辺はコウリンタンポポに彩られるはず。そのときは画像でお知らせするので乞うご期待!
それはそれは美しい光景である。
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チシマフウロ千島風露は、高山の草地や崩壊地に生育するという。するってえと、<Kussharo Factory>の敷地は崩壊地かい!?
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アイヌはハマナスのとくに果実<maw>と呼ぶ。白い花もきれいだじょ。
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「知床旅情」の歌詞に登場することから全国にその名を広めたそうだ。
…そうだ、と他人事のように書いているのは「知床旅情」の歌詞もリズムも知らないからである。
ははは。申し訳ない。

屈斜路コタン周辺ではレンゲツツジ蓮華躑躅と呼ばれているが、おそらくヤマツツジ山躑躅の仲間だろうと思われる。
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ほかにも咲いているんだけど、今回はこのへんでやめとく。キリがないから。

昨日はちょっとした用事を片付けた帰り道、「<アトサ(裸)ヌプリ(山)川湯硫黄山を見ていこう」とやや遠回りをしてみた。
岩肌の合間からいまも硫黄の煙が立ち昇る。その山麓では「日本一の群落」と称される<ハシポ>エゾイソツツジ蝦夷磯躑躅が見ごろを迎えている…ようだ
…すみません。何せ実物を見たのは初めてなもので。
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高さ50cmほどの常緑低木。高山性植物ながら海岸や湿原、火山灰地などに生えるそうだ。「日本一…」といわれるだけあってその広さ約100ha。
えーっと。どれくらいかというと…なまら広いってことです。

一般的なツツジのイメージとはちと違って、白い小ぶりな花の集合体なんですな。

それにしても昨日といい今日といい、仕事をしている場合ではないくらい絶好の天気である。


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