2008-07

疲れる理由

2008年4月18日(金) 晴れ

そう、きょうも晴れてしまったのである。
朝食後、とりあえず様子を見るためだけに山へ出かけたつもりが、帰宅してみたらなぜか夕方だった。
はて?

山の中では多くの方にお会いしました。
大人の男性、子供連れの母親、若い男性or女性。なかには雪の斜面を滑っちゃったりしている方も。
ええ、<kimun kamuy キムンカムイ>ヒグマたちです。
08041803

今の時期はまだ、雪の上に足跡が残っているのでわかりやすい。とはいえ、時間が経つにつれてどんどん解けていってしまう。足跡を追ってみると「あっとからこっちへ横切ったんだねえ」とか「一回、斜面を上がりかけてやめたんだねえ」などといった行動が手に取るようにわかっておもしろい。

おかげさまで三歳…もとい、山菜の方々にもお会いできました。

それにしても。
シーズン最初の本格的な山登りだったせいで、膝は「エヘエヘ」と笑っちまうし、ふくらはぎはパンパン。なによりも数時間ホイッスルを吹きっぱなしというのは実に疲れるんである。

川の近くではとくに意識をして強く、途切れることなく吹かねばならない。
流れの音で笛の音が(ヒグマに)聞こえにくくなるからである。
が、川沿いを歩くというのは足元も悪いので一段とキビしい。おまけにいまは雪も残っていて、場所によっては川の流れの上に覆いかぶさっている状態になっていることも。
落とし穴には気をつけねばならない。と、いうか運の問題!? 気を付けようもないのだが、強いていえば雪の下から川の流れの音が聞こえないかどうか=聞こえるとしたらだいぶ雪の積もり方が薄くなっているということなので、一時に重さをかけないように連れと離れて歩く、など雪山を登るテクニックというのがある。
雪山登山が目的ではないのだが。

もちろん山菜を採っている間、たとえ山の斜面にへばりついているような体勢でも、ロッククライミングをやっているような心境下でも、ホイッスルは吹き続けなければならない。大人数で山菜を採りに行ったとしても、ポイントに到着すると皆、採ることに夢中になって音を出すのを忘れる。ヒグマに襲われるのはたいていそんなシチュエーションである。

お会いできた山菜の方々は、なんとしても里まで連れて帰らねばならない。けれど自分たちで歩いてくれないもんだから帰り道も一苦労。疲労が上乗せ。ワガママなんである。

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