かんじき派? KY派?
2008年1月5日(土) 晴れ
朝からいい天気である。
絶好の山歩き日和である。とはいえこの時期、すでに山には雪が積もっている。
こういうときの頼みの綱は「かんじき」である。
採集狩猟民族は冬にだって山に入った。
採集はできなくても狩猟のためである。雪が積もっていても狩猟となったら足元は大切だ。
だから<teshma テシマ>軟雪用かんじきと<chinru チンル>堅雪用かんじきとに使い分けたほど。
プロフェッショナルは道具にも凝るんである。この場合、生命がかかっているからな。
ちなみに、<teshma>とは滑るとか泳ぐという意味がある。桑やこくわづるで枠を作った大きな楕円形のはきもので、<yuk-keri ユクケリ(鹿・靴)>鹿皮靴のさらにうえにこれを履き、厳冬期に軟らかい雪の上を歩いたという。
<yuk-keri>は鹿の脛の毛皮で作った靴で、足首までの深さがあったというからさぞかし防寒に向いていたことだろう。雪の斜面を登るときには靴底の後ろ向きの毛が滑り止めの役目をしたんだと。山スキー用板の裏にアザラシの皮を張るのと同じだな。
で、<chinru>というのはひょうたん形をしていて、春先に表面が凍って滑りやすい時期にはいたそうだ。
というわけで、今年というか今冬のかんじきデビューである。
<Kussharo Factory>にはいま2種類のかんじきがあるが、

現代の採集狩猟民族は写真右を選んだ。これは西洋かんじき、またの名をスノーシューという。…これでいいんだろうか?
そういえば、思い出した。昨年12月ごろだったか。
弟子屈の某ホームセンター・ツ○ヤでの一コマ。<Kussharo Factory>のスタッフが見ていた陳列棚の向こう側で事件は起こった。
姿は見えず声だけ聞こえるシチュエーションを思い浮かべていただきたい。
店長さん(らしき人。違ったらゴメン)がアルバイトスタッフ(本人の名誉のために男か女かは伏せる…以前のブログにもこんなこと書いたような気がする)を呼んで言った。
「これをさ、ここに並べてくれる?」
繰り返していうが、この段階で<Kussharo Factory>のスタッフにはモノが見えてはいない。この会話だって聞くつもりはさらさらなく、なんとなく耳に入ってきてしまっただけのことである。
やりとりは続く。
「はい。わかりました。ところでコレなんですか?」
「かんじき」
それを聞いて<Kussharo Factory>のスタッフは同時に声を挙げてしまったのである。
なにいっ!?
聞くほうもスゴいけど、いや、聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥、知らないことを聞くのはエラい。スゴいしエラいが、さらりと答えてのけるほうもスゴいんでないかい?
えっ、フツウ? おかしくない?
そんなに知られていないのか、かんじきって。
気の毒に。
そしてついに衝撃の結末を迎えた。
「何に使うんですか?」
!!!!!
「これで雪の上を歩くんだよ」
……。
まあ、「何か」を知らないんだから「何に使うか」も知らないだろうが、そうかあ。かんじきを知らんのかあ。
聞いたこともないのかあ。
若い人たちにしてみれば、「KY」を知らない中高年みたいなもんか。ちと違う?
KFじゃないぞ、「KY」!
さて、話を戻すと−。
山のふもとまで車で行くつもりが(これもどうかと思うが)予想よりも積雪量が少なかったため行けるところまで車で入って行ってしまえー、ということになった。
このあと、「遭難しないように」と見送って車でコタンに戻ろうとしたドライバーのほうが、別れてまもなくスタックし、遭難しそうになったとさ(泣)。ちゃんと自力で這い出たけど。
何をしに山へ行ったのか、って?
それは言えない。あっ、いや、だから山歩きだよ。
帰ってきてから<Kussharo Factory>の男性スタッフと<ぢぢカヌー>の男性スタッフはコソコソと共同作業を始めた。

どうでもいいけど、作業をしているところは入口の真ん前である。
一般的にこのような仕業を“営業妨害”という。
「べつに…お客さんというか人が誰も歩いていないし…」とぢぢは言った。
あっ、そうかい…。じゃあ、遠慮なく。
きょうの北海道新聞 朝刊
「欧州にアイヌ文化紹介」「小シーボルトよみがえる」「14日から東京で資料展」
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/culture/69009.php
大都会、東京都港区赤坂で開催されるそうで(泣)
朝からいい天気である。
絶好の山歩き日和である。とはいえこの時期、すでに山には雪が積もっている。
こういうときの頼みの綱は「かんじき」である。
採集狩猟民族は冬にだって山に入った。
採集はできなくても狩猟のためである。雪が積もっていても狩猟となったら足元は大切だ。
だから<teshma テシマ>軟雪用かんじきと<chinru チンル>堅雪用かんじきとに使い分けたほど。
プロフェッショナルは道具にも凝るんである。この場合、生命がかかっているからな。
ちなみに、<teshma>とは滑るとか泳ぐという意味がある。桑やこくわづるで枠を作った大きな楕円形のはきもので、<yuk-keri ユクケリ(鹿・靴)>鹿皮靴のさらにうえにこれを履き、厳冬期に軟らかい雪の上を歩いたという。
<yuk-keri>は鹿の脛の毛皮で作った靴で、足首までの深さがあったというからさぞかし防寒に向いていたことだろう。雪の斜面を登るときには靴底の後ろ向きの毛が滑り止めの役目をしたんだと。山スキー用板の裏にアザラシの皮を張るのと同じだな。
で、<chinru>というのはひょうたん形をしていて、春先に表面が凍って滑りやすい時期にはいたそうだ。
というわけで、今年というか今冬のかんじきデビューである。
<Kussharo Factory>にはいま2種類のかんじきがあるが、

現代の採集狩猟民族は写真右を選んだ。これは西洋かんじき、またの名をスノーシューという。…これでいいんだろうか?
そういえば、思い出した。昨年12月ごろだったか。
弟子屈の某ホームセンター・ツ○ヤでの一コマ。<Kussharo Factory>のスタッフが見ていた陳列棚の向こう側で事件は起こった。
姿は見えず声だけ聞こえるシチュエーションを思い浮かべていただきたい。
店長さん(らしき人。違ったらゴメン)がアルバイトスタッフ(本人の名誉のために男か女かは伏せる…以前のブログにもこんなこと書いたような気がする)を呼んで言った。
「これをさ、ここに並べてくれる?」
繰り返していうが、この段階で<Kussharo Factory>のスタッフにはモノが見えてはいない。この会話だって聞くつもりはさらさらなく、なんとなく耳に入ってきてしまっただけのことである。
やりとりは続く。
「はい。わかりました。ところでコレなんですか?」
「かんじき」
それを聞いて<Kussharo Factory>のスタッフは同時に声を挙げてしまったのである。
なにいっ!?
聞くほうもスゴいけど、いや、聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥、知らないことを聞くのはエラい。スゴいしエラいが、さらりと答えてのけるほうもスゴいんでないかい?
えっ、フツウ? おかしくない?
そんなに知られていないのか、かんじきって。
気の毒に。
そしてついに衝撃の結末を迎えた。
「何に使うんですか?」
!!!!!
「これで雪の上を歩くんだよ」
……。
まあ、「何か」を知らないんだから「何に使うか」も知らないだろうが、そうかあ。かんじきを知らんのかあ。
聞いたこともないのかあ。
若い人たちにしてみれば、「KY」を知らない中高年みたいなもんか。ちと違う?
KFじゃないぞ、「KY」!
さて、話を戻すと−。
山のふもとまで車で行くつもりが(これもどうかと思うが)予想よりも積雪量が少なかったため行けるところまで車で入って行ってしまえー、ということになった。
このあと、「遭難しないように」と見送って車でコタンに戻ろうとしたドライバーのほうが、別れてまもなくスタックし、遭難しそうになったとさ(泣)。ちゃんと自力で這い出たけど。
何をしに山へ行ったのか、って?
それは言えない。あっ、いや、だから山歩きだよ。
帰ってきてから<Kussharo Factory>の男性スタッフと<ぢぢカヌー>の男性スタッフはコソコソと共同作業を始めた。

どうでもいいけど、作業をしているところは入口の真ん前である。
一般的にこのような仕業を“営業妨害”という。
「べつに…お客さんというか人が誰も歩いていないし…」とぢぢは言った。
あっ、そうかい…。じゃあ、遠慮なく。
きょうの北海道新聞 朝刊
「欧州にアイヌ文化紹介」「小シーボルトよみがえる」「14日から東京で資料展」
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/culture/69009.php
大都会、東京都港区赤坂で開催されるそうで(泣)
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