2009-08

8月最後の日に

2009年8月31日(月) くもり

<akan un pinne nupuri>のpinneは男=雄、nupuriは山。
akanというアイヌ語の意味はハッキリとしていないようだが、一説には「不動不変の」という解釈がされている。

不動不変の雄高山−その名のとおり、雄阿寒岳はいつも堂々たる雄姿を見せてくれている。
きょうはさらに、華麗なる演出付き。

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そば

2009年8月30日(日) くもり

国民としての責任を果たすべく衆議院選挙の投票に行ったあと、町民としての責任を果たすべく「第4回JA摩周湖農業祭 2009たぶん日本で一番早い新そば祭り」へ。

「弟子屈町って…人がいたんだな」
「町外から来た人たちばっかりなんでないかい?」
といったような会話を繰り広げるくらい、大勢の人でにぎわっていた。

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そば打ちの実演を見て気分を盛り上げてから、いよいよ実食だ!
広島県から「達磨 雪花山房」、釧路市から「松風庵」、そして摩周そば生産組合が軒…ならぬテントを並べていた。
よし! 全店の味を堪能するぞ!

「達磨 雪花山房」のもりそば。
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「松風庵」の温かしわせいろ(右)、「摩周そば生産組合」のおろしそば。
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贔屓目かもしれんが、摩周そば生産組合のおろしそばが一番、コシもあっておいしかったような気がする。

ちなみに、投票所でも農業祭会場でも、行き会った知り合いに「ごくろうさん」と言われた。
いや、それほどでも…。

タイガとココア

2009年8月27日(木) くもり のち 雨

<Kussharo Factory>は言わずと知れた、ちっぽけな民芸品店なので。
ときどきお釣り用のお札とか小銭がピンチに陥る。

「ちっぽけさっちゅーのは、あまり関係ないんでないかい?」
「なんとなく、そんな気がして」

ある日−。
ちょっとコワ面の男性のお客さまが1000円に満たないお買い物をされた。
いや、別に、そのこと自体は構わんのだけど。

10000円を出されたのである。
誰がどう見たって弱い者イジメじゃ!

ダメもとでお願い申し上げた。
「小さい金額のお札、ありまへんか?」

すると、そのちょっとコワ面の男性のお客さまは、もう一度お札入れの中身を確かめつつ、ボソッとおっしゃった。
「さっき…タイガとココアの応援基金に小銭を全部入れちまったんだよなあ…

大丈夫です! お釣りあります! と即答したのは言うまでもない。

ご存知ない方がいらっしゃるかもしれないので補足説明をする。
タイガとココアというのは、釧路市動物園にいるアムールトラの兄妹。
名匠・黒澤明監督の映画「デルス・ウザーラ」に登場する、あのトラである。

2008年5月に、釧路市動物園では初めてとなるアムールトラの赤ちゃんが3頭生まれた。しかし飼育員に発見されたときには3頭とも仮死状態で、まもなく雄の1頭は亡くなってしまった。なんとか一命を取り留めた2頭も、生まれつき骨が十分に成長しない軟骨形成不全症とかで四肢に障害を持っていた。

歩行は困難と思われていた2頭だが、彼ら自身はもちろんのこと、飼育員や動物園関係者の尽力そして全国からの励ましに支えられ、脚を引きずりながらも自力で動けるまでにスクスクと成長していた。

釧路市動物園には全国で唯一、<kotan kor kamuy=kotan(村、集落) kor(〜の) kamuy(神)>シマフクロウが存在しているのだが、森の王者の貫禄も霞んでしまうほど、2頭は人気者なのであった。

そのうちの一頭、タイガが25日に急死してしまった。
2頭の脚力強化は、じゃれ合って遊ぶことでも補われていたといい、飼育員らはひとりぼっちになってしまったココアの今後を心配しているという。

いかんせん、一緒に遊んであげることはできないしな。
残された妹・ココアの頑張りを応援しよう。

憧れ

2009年8月23日(日) くもり

<Kussharo Factory>の道外産子スタッフはときどきボヤく。
「北海道に住み着いてから、道内旅行をしなくなったぞ」と。
そんな声を聞いて、<Kussharo Factory>の道産子スタッフは慰める。
「北海道で生まれ育ってるけど、道内旅行なんてほとんど行ったことないぞ」と。

確かに…。
<Kussharo Factory>の道産子スタッフが、オホーツク海の流氷を初めて見たのはつい2,3年前のことだもんな。
道外産子スタッフが行ったことのある最北端の地・稚内とか、北海道命名の地・音威子府村だって、道産子スタッフは行ったことがないのである。
「なんか…慰めになってない」

年々、確実にキャンピングカーの出現率が上がっている。
キャンピングカーじゃなくても、車に家財道具(?)を積み込んで、1か月とか2か月単位で道内旅行をされている方が少なくない。

単純に、うらやましく感じるらしい。
「別に、いまの暮らしに不満があるわけじゃないんだけどお。写真の撮り歩きもしてみたいじょ」

で。
写真を撮り歩いている方はこちら。
http://landscape-taka.at.webry.info/
2か月間で撮影する写真は7000枚(!)とか言っていたような!?

空想旅行にご利用ください。

黄色い絨毯

2009年8月21日(金) 強風雨 のち くもり

昨晩から今朝にかけて、断続的にもンのすごい風が吹き、雨が降った。
<Kussharo Factory>の看板犬は垂れた長い耳がチャームポイントなのだが、その耳も垂直に舞い上がってしまうくらい(やや誇張含む)の強風であった。
「昨日、ナスに支柱を立てておいて良かったな」
「いやいや、まったく」
ヒマワリは大丈夫だったべか?

というわけで−。
今年も屈斜路にヒマワリ畑が出現する季節となりました。
ヒマワリとはいっても景観緑肥(けいかんりょくひ)、つまりいずれは肥料となるものです。
ある日、突然、畑に鋤きこまれてしまう運命にあり…。
初めて目の当たりにしたときは言い知れぬ喪失感を禁じえなかったものです。
ご見学されたい場合はお早めにどうぞ。

迷路が作られているので、チャレンジされてもよろしいかと。

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画像の手前に写っているのは、迷路に出発する見知らぬご家族です。

国道243号沿い、コタン分岐から美幌方面に向かって500メートルくらい。
ウォータースポーツ交流公園近くに広がっています。

ご見学の際は、くれぐれも路上駐車はご遠慮いただきますようお願いいたします。
危ないんだから、ほんとに。


おかえりなさい

2009年8月18日(火) くもり

石の上にも3年−。

ひーひー言いながら<Kussharo Factory>がナントカカントカ3回目の夏を迎えることができているのも、ひとえに足を運んでくださったお客さま&ゆかいな仲間の存在があればこそ。

ありがとうございます。

「去年も来たんですけど、覚えてます?」と言っていただけると、心底うれしい<Kussharo Factory>のスタッフである。

一方で、「相変わらず品薄な店だなあ」と思われてはいやしないか!? などと不安におびえている<Kussharo Factory>のスタッフである(泣)。

一応、年々アイテムは増えているんですぜ。
言い訳に聞こえるかもしれないけど。

えこパス

2009年8月17日(月) 雨 のち くもり

10月12日まで、「弟子屈2daysえこパスポート」なるものが発売されている。
おとな1000円、こども500円。
てっとり早く言えば、「公共交通機関を使ってCO2削減に協力してくれい!」というものである。

JR釧網本線・摩周駅〜川湯温泉駅間および弟子屈町内の全路線バスが2日間載り放題という大盤振る舞い。
バスはバイオディーゼル使用という徹底ぶりである。

おまけに何がすごい(?)かって、バスにはレンタサイクル、つまり自転車も積み込めるんでいっ!

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レンタサイクルの乗せ降ろしという肉体労働はバスの運転手さんが引き受けてくれるので、かよわき乙女でも大丈夫である。
なので、どっかの停留所で降りて、周辺をレンタサイクルでくるくるっと回って疲れたら再びバスへというプランが立てられるのだ。

ねっ! すごいっしょ!?
詳しくは案内ホームページをご覧ください。
http://www.eco-passport.net/
(「バスも自転車も、前回乗ったのはいつだったべか?」by陰の声)

ちなみに。
<Kussharo Factory>はコタン停留所の真ン前にあります。
道を挟んで逆コース停留所真ン前には、ゆかいな仲間<ぢぢカヌー>があります。

ぜひお立ち寄りを。


2009年8月11日(火) 晴れ

はたして、このアツい状態は何日続いているんだっけか?
もう何もかもわかんなくなるくらい、連日の猛暑である。
それでも、朝晩はそれなりに涼しくなるからまだ耐えられるっちゅーもンであるけど。
あー、アツい。

アツすぎて…というわけでもないのだが、ついつい伸び伸びになっていた「はつか大根の収穫」を、ついに!
実行した。

たかが、されど、ぷち幸せな気分に浸る。
「すげっ! 大根っぽいカタチになっとるわい」
「放っておいただけなのにのう」

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どきどきワクワクしながら、研ぎたての包丁で切ってみる。
ちなみに、このはつか大根を切るために包丁を研いだわけではなく、たまたま包丁を研いだ直後にこのはつか大根を切ることになっただけのことである。

なんか−。
スが入っているモノが多かったけど、それは、まあ、ご愛嬌(!?)ということで(泣)。
ちなみに、こういった根菜類に見られるスは漢字だと「鬆」=骨粗鬆症の鬆だとか。
なるほどね。

どうやら収穫の最適時を逃してしまったのが敗因らしい。
「そりゃあそうだべ。6月末に種をまいたんだから。はつか以上経ってるべさ」
葉っぱを伸ばし過ぎたのも一因か。
伸び伸びになっていたのは収穫日だけではなかったらしい。

それでも、記念すべき初収穫のはつか大根は甘酢漬けにしていただいた。
「ス」入りの大根だから「酢」漬け−って、決して意識したわけではないぞ。

「ところで、ニンジンってどうなったんだっけか?」

豚丼&ら〜めん

2008年8月5日(水) 晴れ

えーっと。
おそらく。この夏一番の暑さだったのではなかろうか。
起きたときから、なんとなーくムシ暑くてイヤーな予感がしていたのだが…的中。

<Kussharo Factory>の道外産子スタッフは、気温が20℃以上の空間に放り出されると機能停止状態に陥る。
そんなわけで、当然、きょうも−。

ようすを見かねた<Kussharo Factory>の道産子スタッフは画期的な提案をした。曰く、
「きょうの夕飯は“ぽっぽ亭”で食べるべ」

JR釧網本線・摩周駅前にある「御食事処ぽっぽ亭」は、豚丼で一躍脚光を浴びた。
何年か前、東京の京王百貨店で行われた駅弁グランプリで初登場ながら2位という鮮烈なデビューを飾ったからである。
食堂では同じ豚丼が食べられる…というか、食堂と同じ豚丼が駅弁でも食べられるといったほうが正解か。

そんな食堂で、豚丼以外のメニューをオーダーするわけにもいかん。
いや、別に、豚丼以外のメニューをオーダーしてもいいのだが、そんなことしたらこのブログのオチがなくなるではないか….

なので、豚丼1050円の大盛りバージョン1200円と、地産地消がウリという「摩周の恵みら〜めん」890円を注文し、スタッフ2人で分け合うことにした。

摩周の豚丼は厳選道産豚ロース肉を網焼きし、特製ダレがからまっている。
ご飯は、道産米に十穀米を独自にブレンドしたという。
大盛りだっただけに、豚肉が丼からはみ出るほど乗っかって出てきた迫力はなかなかのモンであった。
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摩周の恵みら〜めんは、弟子屈産の小麦(ホクシン)100%の麺で塩味での提供のみ。
季節ごとに違う弟子屈産の野菜をトッピングに使っているとかで、きょうはブロッコリー、ミニトマト、コーンなどの姿が見えた。

これで店内に冷房が効いていたら言うことなしだったのだが…。
なんのために来たのだろう(号泣)

それでも、90円ほどの自腹を切っただけだったのだから感謝せにゃあ。
なして90円だけ払えばよかったのかって?

先日いただいたごほうびの中に、ぽっぽ亭の食事券もあったからだよーん。


夏の思い出

2009年8月1日(土) 晴れ

8月最初の日は、夏らしい暑さになった。
まったく…暑すぎである。
加減というものがわからんのか…って、何に向かって文句を言っているのやら。

本日は、いいカンジに日焼けした自転車旅行中の青年がご来店。
彼とは数日前に道内某所ですでに対面を果たしているので、正確には「再会」となる。

顔を合わせた瞬間、そんな彼の口から発せられた言葉とは−。
「店、開いてましたね」

ホントにねえ(感涙)。
ツイてるよ、君は。
おまけにヒマを持て余していた店員の話し相手まで務めてくれたり、「摩周湖よりも屈斜路湖のほうが好きだなあ」と、これまた涙モンの感想を述べてくれたりして。

家に帰り着くまで、ケガをせず病気にもならず楽しい日々を過ごしてほしいと願いつつ、感謝!

ちなみに、今回の屈斜路訪問で彼にとって一番印象に残ったことといえば、ふかしたキタアカリ(じゃがいもの品種)のおいしさに違いない。



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