2009-07

悪さをしたのは!?

2009年7月22日(水) くもり

「黒狐のおかげでひどいめにあった」−昔のアイヌはこう言い表したという。
日蝕とは、悪い黒狐が太陽を襲うのだと。

樺太では、太陽が赤く蝕まれるのは狐。
赤黒くなるのは蛸。真っ黒くなるのはタチの悪いカラスや木鼠が太陽を攻めるからだ、と信じられていた。

太陽にめがけて矢を射る。
家の屋根にあがって鍋を叩く。
天へ、また祭壇の木幣に水を振りかけたりする地域もあったと、更科源蔵氏は書き残している。
ある日、あるとき、突然暗闇が訪れたら、そりゃあ驚いたことであろう。

国内では46年ぶりだという皆既日食。
見えやすい場所や時間などが事前にわかるなんて、昔のアイヌにとってはそんな時代が来るなんてことは想像もできなかったことだろう。

屈斜路コタンは曇っていて太陽が見えんかった。
というか、晴れていても見えたのか?どうか?

次回の日本での皆既日食は26年後の2035年9月だそうだ。


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