2009-05

季節を教えてくれる鳥

2009年5月29日(木) くもり のち 晴れ のち くもり

自慢じゃないが、いや、もしかしたら自慢になるぐらい、鳥というものには全く詳しくない。
「カラス」とか「白鳥」とか大雑把にはわかるが、カラスでもハシブトかハシボソか、とか、白鳥でもオオハクチョウかコハクチョウか、などとツッこまれたら、グウの音も出ない。

そんなんだから、姿形なんぞはほとんど理解していないが鳴き声で名前が判別できる数少ない鳥のひとつに「カッコウ」がある。

毎年、ゴールデンウィークが過ぎると、屈斜路コタンでは行き交う人同士で「カッコウ(の鳴き声を)聞いたかい?」「カッコウまだ(鳴いていない)よね?」という言葉が挨拶代わりに使われる(←やや誇張を含む)。

本日朝−。
<Kussharo Factory>の気象記録士はカッコウの今シーズン初鳴きを耳にした。
あくまでも個人的な記録なので、否定苦情文句等は一切受け付けぬ!

アイヌ語では<kakkok cikap=kakkokと鳴く・鳥>とか<kakkon kamuy=kakkonと鳴く・神>と呼ばれた。
昔のアイヌの人たちは、カッコウの鳴き声をマスが川に溯上するころの目安とし、漁の準備を整えてその日を心待ちにしていたという。

ここでいうマスとはサクラマスのことだ(と思う)。
川の上流部で生まれ、成長するにつれて海に下りていき、降海した翌年に再び川に戻って産卵するのがサクラマス。
同じ魚でありながら、川の上流部で生まれ、川で育ち続けるのがヤマメ…だったと思う。
akanfishのZさん、合ってます?

ちなみに、キツリフネという花のことを屈斜路コタンでは<kakkok mun=カッコウの・草>と表現したそうだ。
子供たちが人差し指の先にはめて動かしながら、「カッコウ!」と鳴き声をマネしながら遊んだからだと、知里真志保博士は書き残している。

アイヌの神謡や昔話にも数多く登場するカッコウは、ベートーベンやシューベルトの交響曲などクラシックにも姿を見せて…いたような。
ファルケさん、合ってます?

このカッコウ、世界的にも有名らしく諸外国語でも鳴き声に由来した発音が多くあるらしい。
らしい…というのは、ひとえに<Kussharo Factory>のスタッフが全員、外国語に詳しくないためである。

ちなみに、英語ではcuckoo。
なんとなく、「クックー」とかいうと通じるかもしれない。
通じるかもしれないが、一方で「間抜け」とか「ばか者」という意味でも使われることがあるそうなので、気をつけてちょ。

雨上がりの渋滞

2009年5月27日(水) 晴れ ときどき くもり

結局。
22日(金)の夜から降り始めた雨は断続的に昨日まで。
そうすると、<Kussharo Factory>はどうなるか?

しかたがなく、もとい、計画どおりに仕事がはかどるンである。
めでたい。

きょうは久しぶりに朝からスッキリと晴れ渡っていた。
そのため計画どおりに、もとい、しかたがなく山へ行くことにした。

19日に出会って再会を約束した<pero karus>シイタケ三兄弟の成長ぶりを確かめねばならンのである。
はたして−。

山の中は各地で渋滞していた。
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近年まれに見る大渋滞であった。
ひしめき合っていては気の毒なので、緩和してあげた。

帰宅してから渋滞値を測定してみると、3キロ(グラム)+3.2キロ(グラム)だとな。
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三兄弟もムクムク、縦と横に伸びていた。
でかしたぞ。

以前、「春の<pero karus>は虫がつくから干し(乾燥)には向いとらん」と聞いた。
どうやらシイタケに好んでつく虫の活動が春先に活発化するらしく、よっぽどうまく乾燥させないと途中で虫がわいてしまうみたいだ。

なので、<Kussharo Factory>では多少歯ごたえが失われるのはやむを得ないとして、でも味と香りと栄養素は残る冷凍保存にしている。
しているのだが、心なしか<Kussharo Factory>のシイタケ処理特別班スタッフの顔色が冴えないように見えるのは…なしたンだべ? 気のせいか?

「れ、れ、れ、冷凍…!?だよな。やっぱりな。そうだよな」
なにかマズいことでも?
「…………頑張る」

木の祭典

2009年5月22日(金) 晴れ のち くもり のち 雨

<Kussharo Factory>のスタッフとしては“早起き”して、北見へ出かけた。
遊びではない。
研修ドライブである。

第24回 2009 オホーツク「木」のフェスティバル
感じますか、「木(こ)」の愛。エコライフ〜オホーツクが今できること〜
同時開催 2009 オホーツク「木」のデザインコンペ


クイズや資料、パネル展示で地球温暖化防止に関する知識を深めるも良し。
木でストラップやカードスタンド、コースターを作る手作りコーナーは子供でも楽しめそうだ。
オリジナリティあふれる工夫が施され、丁寧な仕上がりを感じさせてくれたのは造形デザインを勉強している学生らの作品で、なかなか見ごたえがあった。

とはいえ、ほとんどはこのフェスティバルの名物ともいうべき展示即売会を目当てに来場しているであろう。
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アクセサリーやストラップといった小物装飾品から皿、スプーンなどの生活什器、テーブルや棚といった家具類に至るまで、オホーツクで生まれた木製品がズラリ。
(何も買わなかったけど)

木工製作に便利な機械類のデモンストレーションや展示販売などもあって、かなり楽しめるのではないかと。
(何も買わなかったけど)

24日(日)まで、国道39号と並行して走っている南大通沿いのサンライフ北見・北見工業技術センター・サンドーム北見・北見地域職業訓練センターで行われているので、関心のある方はどうぞ。

やっぱり木はいいなあ。

こちらの本もオススメです。


 



筆者はわが町・弟子屈町に在住。なので、特段によろしく。
お会いしたことはないけど。

物理的な問題

2009年5月21日(木) 晴れ

春と秋は悩める時期でもある。
「うーむ」「どうするべか?」「うーむ」「どうするべか?」の繰り返しで−。

屈斜路コタンに住む人間だけに限ったことではなかろうが、食料品店まで距離があるところで暮していると、必然的に「買いだめ」やら「保存」という行為が重要になってくる。
そこに、「雪国」という条件がプラスされると尚更だ。

来る日も来る日も猛吹雪で外に出られない状態が続いたら…。
凍結した路面はなるべく走行したくないし…。
そんな思いが行為に拍車をかけるのである。

そして、もっとも厄介なのが「北海道人気質」であろう。
ほっかいどう・にんき…?
ほっかいどうじん・きしつ(かたぎ)と読んでいただきたい。

北海道という土地の広さに負けず劣らずスケールがデカいというか。デカすぎというか。

確かにね、昨年の秋−。
「秋味(鮭)いるかい?」という問いに対して、「いる!」と言ったけど、なにも一度に6本もくれなくても。
「とうきび(とうもろこし)いるかい?」という問いに対して、「いる!」と言ったけど、なにも10本もくれなくても。
「かぼちゃ、持って行くかい?」という問いに対して、「持ってく!」と言ったけど、なにも5個もくれなくても。

他の集落のことはよくわからんが、少なくともここ屈斜路コタンにおいては、一般家庭でもフリーザーというか大型冷凍庫を備えていることが多い。

それも上開きで、容量が200ℓ以上のタイプがほとんど。要は、鮭が丸ごと一匹、切らずに入れられるといえば何となくおわかりいただけるだろうか。

対して、<Kussharo Factory>の自宅に設けられている冷凍庫は前開きで、容量は100ℓちょっと。鮭を丸ごと一匹、入れることはできない。
なので一日に6本もいただいてしまうと、その日のうちにすべてをさばいて切り身にし、1回分ずつをサランラップでくるみ…という作業に追われることとなる。

まあ、スタッフの性格を鑑みると、結果的に間違ってはいない。
大型フリーザーは「とりあえず入れておくかあ」という悪魔のささやきが通用するため、いざ食べる際に苦労するか、見て見ないフリをしてどんどん下方へと追いやられていき化石になるか−のいずれかが濃厚であるからして。

なんといっても、大型ではない冷凍庫で対処するには「いかに体積を減らすか」が最大のポイントである。
鮭は頭を落として骨を取り除けば、かなりコンパクトに。
とうきびだって、粒を包丁でそぎ落としてフリーザーバックに詰めればかなり量が減る。
かぼちゃとじゃがいもは、「喉が詰まりそうでイヤだ」という超わがままな意見を尊重して、だんごにして冷凍しておくのだが…って、それじゃあ量が増えてるでねーの。

ホッケ、わかさぎ、いか、たこ、いくら…。
「北海道に住んでいる人は毎日のようにウニやイクラやカニを食べている」というのは、あくまでもイメージ先行だが、比較的手に入りやすい感は確かに否めない。

秋の収穫物を冬の間に消費して、やっと冷凍庫に余裕ができてきたと思った矢先、<kito>ギョウジャニンニクを皮切りに春の山菜やきのこがやってくる。

はたして−。
ちょっとでも量を減らすために、茹でて赤いハカマを取ってから冷凍庫へしまうのである。
にもかかわらず、何を血迷ったか、「たまには<kito>を入れた餃子でも作って冷凍しておくか」とよからぬ企てを実行してしまい、「かえって量が増えてるでねーの!」と気がついたときにはすでに手遅れで頭を抱える−という敗因はこれまでにも度々経験していることである。

これが、「なぜ<Kussharo Factory><kito>を生で冷凍しないのか?」という質問に対する回答である。
場合によっては言い訳とも。

現在、<Kussharo Factory>の冷凍庫はパンパンである。
消費が一向に追いつかない(涙)。

そして今日も−。
「ホタテの稚貝、食べな」
うれしいけど、こんなにいらない。
「冷凍しておけばいいっしょ」
…………。

<kito>の次は

2009年5月19日(火) 晴れ

気温21℃という電光表示に「ウソだべ!?」とツッコミのひとつも入れたくなるような暑さである。
こうなったら…涼しそうな山へ行くか。仕方ないな。
(ほおおおお? by陰の声)

<kito>ギョウジャニンニクもそろそろ一段落となれば、世間はコゴミだ、タランボだ、となるのだが、<Kussharo Factory>のスタッフはそれらにあまり興味がなく、この時期に興味があるのはなんといっても<pero karus>シイタケである。

今年の春は雨が少ないので成長度はイマイチであったが、確実に存在は認められたので一安心。
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三兄弟には、このまま健やかに育っていただきたいものである。
また、一週間後くらいに来るからな。

<kito><pero karus>の両方が入手できたとなれば、夕食のメニューはおのずと決まってくる。
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そう、北海道人のソウルフードともいうべきジンギスカンの登場。
ごちそうさま。

やってみてわかった!

2009年5月18日(月) くもり のち 晴れ のち くもり

一昨日から夜な夜な、水洗いして、熱湯で茹でて、水にさらして、アク抜きをして、一本一本赤いハカマを剥いて、「(今年は)18〜20本ずつ」を平らにしてラップでくるみ、10パックくらいずつをLサイズのフリーザーバックに入れて冷凍庫へ−という作業をひたすら繰り返していた<Kussharo Factory>の山菜=今時期は<kito>ギョウジャニンニク特別処理班スタッフがついに! 暴言を吐いたのである。曰く、
「あきてきた」

うーむ…。まあ、な。気持ちはわからないでもない。
なので、<Kussharo Factory>の山菜=今時期は<kito>特別処理班スタッフをなだめ、すかし、職務を完遂させねばならぬ担当スタッフもたいへんなんである。

「肩、もんだるか?」
「いい。頑張る」
「心から応援してるから」
「…うん…」

もはや悲壮感さえ漂う始末。おまけに<Kussharo Factory>の山菜=今時期は…って、かなりクドいので中略し、以下「山菜処理担当」と称す。
で、その<Kussharo Factory>の山菜処理担当は匂い?臭い?に敏感な体質で、<kito>も例外ではない。

「頭がクラクラしてきた」
「窓開けれ。新鮮な空気を吸うのだ」
「…うん…」

しかし−。
茹でても茹でても一向に(生<kito>の)量が減らないような気がする一方で、茹でた<kito>は生<kito>に比べると体積(?)が半減どころか三分の一くらいに減っていて、「サギじゃないべか!?」とツッコミを入れたくなるっちゅーもんである。

そしてつい先ほど、格闘の場と化していた台所から歓喜の声が響いてきた。
「終わったあああああ!」

良かった良かった。でかしたぞ。
<Kussharo Factory>の山菜採り担当責任者は山菜処理担当の労をねぎらうべく、最大の賛辞を贈ったのであった。
曰く、
「泣いてもいいぞ」
「別にそれほどでも…(困)」

来年から、<Kussharo Factory>用の<kito>は少しずつ採って少しずつ処理することにするべ。


カムイ ミンタラ

2009年5月16日(土) 晴れ

土曜日で天気が良いとなれば、これはもう絶好のドライブ日和である。
一般的に

桜前線が北海道最東端に到達するころになると、待ってましたとばかりに桜以外の花々も咲き始める。
近ごろは、北海道でも「花の名所」として知名度を上げている市町村が多い。

芝桜といえば、オホーツクエリアの滝上町と、屈斜路湖を見下ろす小清水峠を越えた隣町・現大空町にある東藻琴が有名である。
滝上町の滝上公園は10haという、いかにもでっかいどう北海道的な広さにピンクや白の芝桜がびっしり咲いている…はずである。
まあ、実際に見たのはかれこれ10年以上前のことだが、その当時も圧倒された記憶があるから今もそんなカンジであろう。

ちなみに、1haは確か100m×100mだったと思う…ぞ。だから10haとなると…。
とにかく見ごたえがあろう。

チューリップといえばオホーツクエリアの上湧別(かみゆうべつ)町。上湧別町といえばチューリップ、というぐらい、そりゃあもう、名が通っている。
120品種120万本ものチューリップが見られるそうだが、現在100万本が満開を迎え、まさに最盛期。
広さで決めるわけではないが、こちらは7haほど。
屈斜路コタンからは車で約3時間30分。

距離の近さでいけば、1時間ほどで到着する東藻琴の芝桜公園(ちなみに8ha)なのだが。
さあ、どうする!?

「芝桜は<Kussharo Factory>の自宅庭にも咲いてる」
「まあ、な」
「規模がちょっと違うだけじゃ」
「ちょっと…な」
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えーっと、<Kussharo Factory>自宅庭に点在して咲いている芝桜をまとめればだいたい50cm×50cmくらいにはなるだろうから、これをhaに換算すると…。
屈斜路コタン中の芝桜を集めれば、もっと大きいし…。

「チューリップは、ご近所のお姉さま方ご自慢の庭にそれぞれ植えてあるし」
「ふむ」

ということで結局、<Kussharo Factory>のスタッフは山へ行った。
すみません。そろそろ山通いも終わるので、このテのネタも終わりますから。

まだ雪の残る谷や、雪解け水で流れが勢いを増している川っぷちなどを、熊よけのホイッスルを吹き鳴らしながら歩き続ける。
色鮮やかな花は一輪も咲いていないが、スリルは味わえるし、楽しいし、気持ちがいい。
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アイヌ語で、「公園」に該当する言葉なんてもちろん存在しないが、それでも近い言葉としたら…<mintar>だろうか。

<kamuy mintar カムイ ミンタラ>とは、神々が遊ぶ庭という意味である。
大雪山に限ったことではない。
アイヌは自分が見つけた、自分にとっての「とびっきりの場所」<kamuy mintar>と呼ぶことがある。
神々も遊んでくれるに違いない、ステキなところだ、と−。

<Kussharo Factory>のスタッフにおける基準は何か。
もちろん景観の美しさとか、<kito>ギョウジャニンニクの量とかも多少(?)加味されることが無きにしも非ずではあるが、なんといっても最大のポイントは「ゴミが落ちていないこと」であろう。

悲しいことに、どんなに奥深いと思って歩いている山の中でも、なしてこんな所に? とフシギになるくらいゴミは捨てられているのが実情である。
それでも、ゴミをほとんど見ることがなかったルートにも、いくつかめぐり合えた。

今年の春も、<mosir kor kamuy>大地の神<kimun kamuy>山の神のおかげで、ケガをすることなく、そして<Kussharo Factory>スタッフにとっての<kamuy mintar>を見つけることができたのである。
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感謝。イヤイライケレー。
(来年もなにとぞよろしくお願いいたします)。


残る桜

2009年5月15日(金) くもり のち 晴れ

で、コレが花びらのみならず花ごと散ってしまったエゾヤマザクラ。
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昨晩の強風&みぞれに耐えたエゾヤマザクラはきょう、やっと青空に映え美しい姿を見せてくれたのであった。
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それにしても…花見をするにはかなり寒すぎる。
「ムリに花を見ながら飲まなくても…」
「それじゃ、いつもと変わらんべや!」


サクラ、チル

2009年5月14日(木) くもり ときどき 晴れ ときどき 雨 夕方から「みぞれ」

まったくもって、目まぐるしく天気の変わる一日であった。
たいへんだったのは、外に干してある洗濯物の管理を任されたスタッフAであろう。

「ちょっと(雨に)濡らしちゃった」
「なにいっ!?」

屈斜路コタンで今シーズン初めて、<karumpa ni=karumpa(桜皮の)ni(木)>エゾヤマザクラの開花を見たのは先週末のことであった。

水仙、キバナノアマナ(黄花甘菜)、マツバトウダイと黄色ばっかりの景色に、エゾヤマザクラ、チシマザクラ、シバザクラといったピンク系の花が加わり、一層カラフルに春らしくなっていたのである。

が、しかし。
天気がイマイチだったため、「せっかくなのでバックが青空になるまで待とう」と思ったのが間違いであった。
それから連日、雲の多い日が続いてしまい、きょうに至っては強風&みぞれ〜雪といった有様だ(泣)。

やっと満開になりつつあったエゾヤマザクラの運命やいかに!?
なんと、花びらが散るどころか、花ごと散っているのであります。

「初めて見た」
「なかなか見られんぞ」

明朝にむけて、北海道東部には低温注意報が発表されている。
「農家の皆さまはくれぐれもご注意ください」−って、何をどう注意すればいいのだべか?


新記録!

2009年5月11日(月) 晴れ

GWは屈斜路の山以外にどこへも行かなかったので、GWは過ぎてしまったがたまには遠出をしてみるか、と昨日、初めて阿寒の山へ−。
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山は山なのだが、屈斜路では同じくらいの標高に見られない平坦な地が広がっていたりして、やはりふだん見慣れている景色とは一味違った。
雌阿寒岳や阿寒富士の優美な姿が一層際立って見え、阿寒の自然を満喫させてもらった。

で、きょうは弟子屈町内ではあるが屈斜路ではない某所の山へ初めて入ってみた。
新鮮な風景を前にして、ドキドキわくわく。

そして、きょうは初めて知った事実がいくつかあった。

その1。衣装ケースは<kito>ギョウジャニンニクを収納するにも便利だということ。
その2。総量17kgの<kito>を収納するには衣装ケースが2ついるということ。
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その3。頑張れば<kito>17kgは一人で採って持って帰って来られるということ。

ちなみに、なぜひとりだったかというと、<Kussharo Factory>の某スタッフはこの日、体調不良のため不本意ながら留守番役だったため。
でも、そうじ(=<kito>の根元についた土落としなど)は手伝っていたが。

以上!

山での恐怖

2009年5月7日(木) 晴れ

この時期(に限ったことではないが)、<Kussharo Factory>のスタッフがヒマさえあれば、もとい、ヒマはなくても晴れていれば万障繰り合わせて(?)山へ行っているということは、屈斜路コタンの住人ならば誰もが知っている事実である。
もし、「んなこと知らん」と言ってのける屈斜路コタンの住人がいたら、その人は…モグリである。

山といっても近距離から遠距離までさまざまあるが、<Kussharo Factory>のスタッフがこの時期に好んで行くのは、もっぱら遠距離である。
そう、<kimun kamuy>ヒグマの足跡があっちこっちにあるような。

で、そんなことも含めて<Kussharo Factory>のスタッフが山奥へ好んで行くことを知っている人たちは、決まって言うんである。
「ヒグマ、恐くないんかい?」と−。

今までに何度となく聞かされた質問ではあるが、回答は一貫してブレていない。
「ヒグマは恐くない。それ以上に恐いものがある」

ヒグマが恐くないというのは、だからといって甘く見ているわけでは決してない。
<Kussharo Factory>のスタッフは確かにヒグマ好きである。
それでもやはり、昔のアイヌの人たちが山の神といって畏れ崇めたヒグマには、会いたいと思うが遭いたくはないのである。

ヒグマが人を襲った場合、たとえ人の方に責められるべき落ち度があったとしても、悪くいわれるのはたいがいがヒグマである。
そのような事態だけは絶対に避けたい。

だからこそ、<Kussharo Factory>のスタッフは車を停めて山へ入るあいさつをした後から再び車に戻るまでの間、ひっきりなしにホイッスルを吹き鳴らす。
できうる限りの手段を講じる。
そのうえで万が一、ヒグマに襲われたらそのときはあきらめられる覚悟をもっているのだ。
でも、襲われたら…痛いべな。

ヒグマよりも恐いものは何か−。

雪解けで増水している川の上にかかる一本橋を渡るっちゅーのは、スリルはあるけど恐いというほどのものではないし。
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目隠しされてグルグルと回されてから目を開けたらまったく方角がわからなくなりそうな、林の中の道なき道を歩くことも、道はないけどわかって歩いているわけで。
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足場の悪いところに登って<kito>ギョウジャニンニクを採ることはフツーのことであるし。
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ちょっとここではグロテスクなので画像は載せないが、鹿の死骸は数え切れないくらい何回も見てきて、とくに恐さは感じないしなあ。周辺につきたてホヤホヤのヒグマの足跡があれば話は別だが。
それでも<Kussharo Factory>の某スタッフは今をさかのぼること3年前、明らかにヒグマが埋まっていたエゾシカを掘り出したであろう跡を目撃し、「早く立ち去るぞ」という相方の緊迫した発言に「はあーい」と応えたフリをしてやんわりとかわし(?)、写真に収めていた…なーんてこともあったような。

(良い子の皆さんは決してマネしてはいけないキケンな行為です。こういうときは、一刻も早くその場を離れましょう)。

ということで、山で最も恐ろしいものといったらやっぱり「激流の上に覆いかぶさるロシアンルーレット状態の雪上を歩くとき」であろう。
日を追うごとに雪解けが進み、最近ではところどころに穴が生じている。
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昔のアイヌの人たちは海岸際にある洞窟を、<omanrupar オマンルパル=oman(行く)ru(道)par(口)>あの世への入り口と呼んで近づかないようにしたというが、毎春、この穴を見るたびにこの話を思い出す。

もちろん、こんなところは歩かないにこしたことはないのだが、必要に迫られてというか歩かざるを得ないのである。
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往路はまだしも、復路は一層雪解けが進んでいるうえ、採集した<kito>の分だけ重量が増しているんである。

落ちたら痛いべな。

良い子の皆さんは決してマネしてはいけません。

新発見!?

2009年5月6日(水) 晴れ

ゴールデンウィークも(おおかたが)最終日。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

湖へ行った人。
川へ行った人。
喫茶店へ行った人。
資料館へ行った人。
GWだからこそ仕事をしていた人。

楽しかったけど疲れたという方も多いのでは?
そんなこんなで最終日はゆっくり家で過ごすかあ…という方も多いのでは?

<Kussharo Factory>のスタッフにとっては、とくにゴールデンウィークという実感が沸かないままに迎えたゴールデンウィークの最終日。
山へ行くことにしました。

まっ、これまでに何度も何度も書いているように、GWだろうがなんだろうがいつも山に行っているんですが。
それでもたまには目先を変えて、初めての山へ足を踏み入れてみました。
しかもちょっと遠くの。
GWだし。
とはいえ町内だけど。

2時間ほど歩いたところで、滝を発見!
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少なくとも2万5千分の1の地図には載っていない滝でした。
マイナスイオンをたっぷり浴びて帰ってきました。

GWは終わっちゃったけど、みなさん! 明日からも頑張りましょう!
<Kussharo Factory>のスタッフも頑張って、まだしばらくは山へ行きます。

「えっ? 店は?」
「大丈夫だ。本店以上に<Mini Factory>が頑張ってくれている」

よろしくお願いいたします


渋滞15キロ

2009年5月2日(土) 晴れ のち くもり

ゴールデンウィークも後半に入りました。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

湖に行く人。
川に行く人。
動物園に行く人。
海に行く人。

いろいろ計画はございましょうが、<Kussharo Factory>のスタッフは山へ行くことにしました。
(べつに、GWでなくても山に行ってるべや! by陰の声)

予定といたしましては、山での用事をささっと済ませ、ドライブ日和でもあることだし、あわわわわ、もとい、どうしても買わねばならぬモノもあることだし(何をよ?)、北見あたりへショッピングにでも行くかあ…ってなカンジでスタッフミーティングはまとまっておりました。
出発前までは。

で、いざ山へ行ってみると、大渋滞に巻き込まれてしまったんですな。

「どうするべ?」
「どうするもこうするも仕方ないっしょ。見てのとおり、渋滞しちゃってるんだから」
「右回りで迂回すれ。左回りで迂回すっから」

左右に分かれて、ただひたすら目の前の渋滞と格闘すること約4時間。
途中、ランチタイムを10分ほどとったくらい。

ということで−。
結果、渋滞15キロ…ただし、単位はメートルじゃなくてグラム
そう、相手は<kito>ギョウジャニンニク

山へ行ってみて<kito>が採れないときは仕方がないとはいえ疲れがどっと出るが、採り過ぎ、いや採れ過ぎも疲れるもんである。
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ザックに入れるのも一苦労だし。
行きはよいよい、帰りは足元が雪に沈むことも多くなるし。
足の筋肉はあっちこっちが笑い出すし。

でも!
これぞ、<Kussharo Factory>スタッフのゴールデンウィークならぬGolden hours!

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