2008-04

ミニFactoryがOPEN!

2008年4月20日(日) 晴れ

ことの始まりは、例年になく少ない降雪量で終わった屈斜路とはいえ、雪がまだまだ残っていたころにさかのぼる−。

<Kussharo Factory>のゆかいな仲間のひとりであるTK氏に呼び出された。曰く、
「今度、○○○を○○されることになったんだよ。頼むよ。助けてくれよ」。

うーむ。まっ、いかんせん内地への視察旅行を控えていたときなので、「帰ってきたら、また」ってなことでひとまず退散した。
とはいえ、その日の夜、<Kussharo Factory>ではスタッフ会議が開かれ、持ち帰ってきた議題を協議したのである。

「今度、○○○を○○されることになったんだと。助けられること、あるべか?」
「まっ、とりあえず内地から帰ってきてから、ってことで」
「んだな」
まったく進展のない会話であった。

というか、議題にするまでもなく、この時点で<Kussharo Factory>の心は決まっていた。
TK氏に頼まれたらイヤとは言えん。スタッフは氏の男気に惚れているんである。

たとえ火の「そば」水の「そば」−。
火の中はアツいし、水の中は冷たいからイヤだけど、すぐ近くまでならなんとか助けちゃる。そんなつもりだった。

3月上旬に内地から戻ってきて、再び顔を合わせた。
残念ながら、もといお互いに気持ちが変わっていない喜びに浸りながら一蓮托生、ともに頑張っていくことを誓ってしまったんである。

その友情の証が本日、形となって現れました。
弟子屈市街から美幌峠を結ぶ国道243号沿い、和琴半島入り口交差点を過ぎてまもなくすると右手に「自然塾」という看板が見えてきます。導かれるままに迷うことなく進んでください。そうすると煉瓦造りの重厚な建物が見えてきます。

2001年4月、国内で初めて押し花の作品を展示する美術館として誕生した「野の花押花美術館」が装いも新たにリニューアルオープンを果たしました。

観光客の方はもちろん、地域に根付いた、地域の情報発信基地として皆さんが交流できる場を目指します。押し花作品のほかにも地元住民の手による水墨画や切り絵、写真などを展示。販売ブースには<Kussharo ミニ Factory>のほか、<ぢぢカヌー>の木彫りストラップもお目見え。雑貨もあったりして、にぎやかに皆さまのお越しをお待ちしております。お食事のできるレストランも兼ね備えております。カヌーや引き馬、押し花クラフトといった体験メニューもご用意、晴れても雨でもノープロブレム。

屈斜路湖周辺はいま、確実に動いている。
地元の人間だけでは新しい感覚が生まれにくい。かといって移り住んで来た人たち、言葉はキツいかもしれないがいわゆるヨソ者だけで行動すると、たぶんムリが生じる。

<Kussharo Factory>のスタッフは、1人が採集狩猟民族で1人が道外出身の農耕民族である。ここでの会話でさえ温度差を感じることがある。だからこそ、お互いの立場が理解できて、いま屈斜路湖周辺で起きつつあるウェーブの役に立てることも多少はあるのではないかと、勝手に思っている。

TK氏を茎に、加えてゆかいな仲間たちとの友情を栄養分として多くの葉を茂らせ、いずれ大輪の花を咲かすことができると信じている。

−というようなわけで、<Kussharo ミニ Factory>が誕生したのであるが、最大のメリットは本店に比べて開店日数が多く、営業時間が長い(10:00〜17:00)ということである。
しかも! 通年営業、なんてったって確実である。


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