視察報告・2(2月16日のできごと) 海は広いな大きいな
2008年3月7日(金) くもり
今年は流氷がびっちりオホーツク海に押し寄せている。
ついには太平洋側の釧路にも到達し、5年ぶりに陸から白い姿が観測できる流氷初日を迎えたそうだ。
流氷は来るのが当たり前というオホーツク沿岸ならば重要な観光資源である。
流氷砕氷船は、流氷が来なければ乗っていてただ寒いだけの観光船だ。
「きれーい」「すごーい」という観光客の声が聞こえ、関係者はホッとしていることだろう。
が。
たまーに流氷が来る、というか来てしまうっちゅーエリアは「きれーい」と喜んでばかりもいられないのが実情。
漁業関係者からはウニの養殖施設が流氷によって壊れないだろか、昆布が削られてしまうんでないか、と心配する声が挙がっているという。
複雑なのだ。
ところで。
流氷ってロシアを流れるアムールでできた氷が南下してきているものとばかり思っていた。だから、氷をなめてもしょっぱくないって。
実際に、しょっぱくないかどうかはわからんが(淡水と海水が混ざり合っていることもあるだろうから)、そんなようなことを耳にしていたような…。
確かに一昔前はそういわれていたみたいだけど、最近の研究結果によると北海道の流氷に関していえばアムール川と北海道の中間くらいに位置する、サハリン中部のあたりでできた氷が大半を占めているとか。あとは北海道沖の海水自体も凍っていて、それが風にあおられてオホーツク沿岸にやってくる、と。
するってえと、なめてみるとしょっぱいんだな。
2月16日(土)のできごと
快適な船旅である。
今回は太平洋フェリーの苫小牧−名古屋便を利用した。
2年ほど前は苫小牧−敦賀便を利用した。が、外洋でもへっちゃらだった<Kussharo Factory>の下戸スタッフがなんと船酔いに見舞われたのである。
本人はショックもプラスされ、航行中ずーっと寝たきりであった。
その傍らで、<Kussharo Factory>の下戸でないスタッフは船酔いする前に酔っぱらっちまうべ、という作戦を遂行し見事に成功していた。
そんなこんなで、どっちにしてもあまり体によくなさそうな印象に染まってしまった日本海航路は早々に却下。
時間がかかっても穏やかそうな太平洋航路で行くことにした。
というわけで。
苫小牧−仙台が約300マイル=約555km=約15時間。
仙台−名古屋が約420マイル=約777km=約21時間。
途中、仙台停泊3時間を含め39時間の長旅である。
…ちょっと長すぎるんでないかい?
仙台港には午前9時30分ころ上陸。
看板犬も久しぶりに地に足がついてお喜びである。
事前調査で、歩いて行ける距離に大型スーパー・ジャ○コがあるという情報を入手していたので、食料調達に向かう。
で、お金を払いながらレジのお姉さんに尋ねた。
「この近くに某携帯電話会社の○uってあります?」
「あー行ってこー行って。歩きだと10分くらいですかね」と親切なお答え。
下船直前に問題が発生したんである。
携帯電話の電源を切って充電をし、満タンになったので電源を入れたのだがいつまでたっても待ち受け画面が表れないんである。
げっ! なして?
旅の途中、もとい視察の途中、というかまだ日程的に始まったばかり。
うにうにとボタンを押しまくって試行錯誤するよりは専門家に聞いてしまったほうがてっとり早いっちゅーもんである。
お姉さんのお答えどおりに歩いていったら、ちゃんとあった。
「かくかくしかじかで…どうしたらいいべか? もとい、いいんでしょう?」
とすがるような目で見つめたお兄さんは、しばらく「うーん」とか「えーっと」とかいいながら電池パックを外したり付けたりして、結局、電池の接触不良だったらしい。解決してみれば簡単だが自分では絶対に気が付かない方法だったので、良かった良かった。
3時間の陸上生活はあっという間に終わり、フェリーに戻る。
そして看板犬は専用ルームへ戻る。
再び、船内探検へ。
…っちゅーか、それくらいしかやることないんである。
が!
もンのすごい発見をしたぞ。
見よ! この航路地図を。

阿寒湖と摩周湖があって屈斜路湖が無いというならまだ理解できる。これはなんと、事もあろうに屈斜路湖だけがあってアノ阿寒湖と摩周湖が無視されているんである。しかも阿寒国立公園って書いてあるのに、だ。
ぷち優越感。
エラいぞ、太平洋フェリー。
いずれにしても地図という目的は達成していないが、屈斜路湖畔に住む身としてはこの上ない幸せだ。
いい気分で窓の外を見ると、ちょうど日没の時間。
屈斜路湖のまわりは山に囲まれているので水平線に沈む夕日を見るなんざ久しぶり。

こうして気分よく、2日目の晩が更けていった−。
今年は流氷がびっちりオホーツク海に押し寄せている。
ついには太平洋側の釧路にも到達し、5年ぶりに陸から白い姿が観測できる流氷初日を迎えたそうだ。
流氷は来るのが当たり前というオホーツク沿岸ならば重要な観光資源である。
流氷砕氷船は、流氷が来なければ乗っていてただ寒いだけの観光船だ。
「きれーい」「すごーい」という観光客の声が聞こえ、関係者はホッとしていることだろう。
が。
たまーに流氷が来る、というか来てしまうっちゅーエリアは「きれーい」と喜んでばかりもいられないのが実情。
漁業関係者からはウニの養殖施設が流氷によって壊れないだろか、昆布が削られてしまうんでないか、と心配する声が挙がっているという。
複雑なのだ。
ところで。
流氷ってロシアを流れるアムールでできた氷が南下してきているものとばかり思っていた。だから、氷をなめてもしょっぱくないって。
実際に、しょっぱくないかどうかはわからんが(淡水と海水が混ざり合っていることもあるだろうから)、そんなようなことを耳にしていたような…。
確かに一昔前はそういわれていたみたいだけど、最近の研究結果によると北海道の流氷に関していえばアムール川と北海道の中間くらいに位置する、サハリン中部のあたりでできた氷が大半を占めているとか。あとは北海道沖の海水自体も凍っていて、それが風にあおられてオホーツク沿岸にやってくる、と。
するってえと、なめてみるとしょっぱいんだな。
2月16日(土)のできごと
快適な船旅である。
今回は太平洋フェリーの苫小牧−名古屋便を利用した。
2年ほど前は苫小牧−敦賀便を利用した。が、外洋でもへっちゃらだった<Kussharo Factory>の下戸スタッフがなんと船酔いに見舞われたのである。
本人はショックもプラスされ、航行中ずーっと寝たきりであった。
その傍らで、<Kussharo Factory>の下戸でないスタッフは船酔いする前に酔っぱらっちまうべ、という作戦を遂行し見事に成功していた。
そんなこんなで、どっちにしてもあまり体によくなさそうな印象に染まってしまった日本海航路は早々に却下。
時間がかかっても穏やかそうな太平洋航路で行くことにした。
というわけで。
苫小牧−仙台が約300マイル=約555km=約15時間。
仙台−名古屋が約420マイル=約777km=約21時間。
途中、仙台停泊3時間を含め39時間の長旅である。
…ちょっと長すぎるんでないかい?
仙台港には午前9時30分ころ上陸。
看板犬も久しぶりに地に足がついてお喜びである。
事前調査で、歩いて行ける距離に大型スーパー・ジャ○コがあるという情報を入手していたので、食料調達に向かう。
で、お金を払いながらレジのお姉さんに尋ねた。
「この近くに某携帯電話会社の○uってあります?」
「あー行ってこー行って。歩きだと10分くらいですかね」と親切なお答え。
下船直前に問題が発生したんである。
携帯電話の電源を切って充電をし、満タンになったので電源を入れたのだがいつまでたっても待ち受け画面が表れないんである。
げっ! なして?
旅の途中、もとい視察の途中、というかまだ日程的に始まったばかり。
うにうにとボタンを押しまくって試行錯誤するよりは専門家に聞いてしまったほうがてっとり早いっちゅーもんである。
お姉さんのお答えどおりに歩いていったら、ちゃんとあった。
「かくかくしかじかで…どうしたらいいべか? もとい、いいんでしょう?」
とすがるような目で見つめたお兄さんは、しばらく「うーん」とか「えーっと」とかいいながら電池パックを外したり付けたりして、結局、電池の接触不良だったらしい。解決してみれば簡単だが自分では絶対に気が付かない方法だったので、良かった良かった。
3時間の陸上生活はあっという間に終わり、フェリーに戻る。
そして看板犬は専用ルームへ戻る。
再び、船内探検へ。
…っちゅーか、それくらいしかやることないんである。
が!
もンのすごい発見をしたぞ。
見よ! この航路地図を。

阿寒湖と摩周湖があって屈斜路湖が無いというならまだ理解できる。これはなんと、事もあろうに屈斜路湖だけがあってアノ阿寒湖と摩周湖が無視されているんである。しかも阿寒国立公園って書いてあるのに、だ。
ぷち優越感。
エラいぞ、太平洋フェリー。
いずれにしても地図という目的は達成していないが、屈斜路湖畔に住む身としてはこの上ない幸せだ。
いい気分で窓の外を見ると、ちょうど日没の時間。
屈斜路湖のまわりは山に囲まれているので水平線に沈む夕日を見るなんざ久しぶり。

こうして気分よく、2日目の晩が更けていった−。


