2007-08

エゾリスはウマい!?

2007年8月6日(月) 晴れ 一時あめ のち くもり

夜11時で気温が20℃。はああ、かんべんしてくれー。

今朝、奇跡的に6時ごろ目が覚めて外へ出た時点で、すでにもわ〜んとした空気がただよっていた。
そこで起きてしまえば三文ぐらい得をしたんだろうけど、再びのらりくらりしているうちに、うっかり目を閉じてしまったのである。
うかつだった。
一回まばたきしただけなのに、なぜか8時近くになっていてびっくりしたのなんのって。

今朝はすごいぞ。
<opakekiyo オパケキョ>ウグイスも鳴いていたし、<yaki>セミも鳴いていた。
季節感も何もあったもんじゃない。

いま、道沿いにはオオウバユリ(大姥百合)が盛りである。
07080601

クッシー街道(道道52号)ではとくに、砂湯から川湯にかけてズラーリ。
高さが1m以上あり、10〜20個ぐらいの花が横向きについているのですぐにわかる。
花が咲くころに葉(歯)がないこともあることから姥なんだと。なかなかヒネリが利いているんでないかい。

このオオウバユリの根からとる澱粉はアイヌ民族の重要な保存食料だった。以前にも書いたことがあるけど、知里真志保博士によるとアイヌは自分たちにとって役に立つもの、有益なものにだけ単語をつけたという。
オオウバユリ全体を指す単語はないが、鱗茎は北海道全域で<turep トゥレプ>と呼ばれている。

とったばかりの球根を焼いたり茹でたりして食べたこともあったみたいだけど、ほとんどは
「鱗茎を1枚ずつほぐして水洗い」→「粘り気が出るまで搗く」→「水を加えて少し時間をおき澱粉と澱粉滓を分離させる」→「上に浮いた滓はしぼり、底に残った粉を水にさらしてから布の袋でしぼり日干して保存する」とか「澱粉滓をふきの葉で包んで10日くらいねかせて発酵させ、臼で搗きつぶしてからさらによくこね、丸めて真ん中に穴をあけてひもを通し、干して団子を作ったり」した。

残念ながら今や、説明を書いただけでも手間のかかるそのような作業をしてまで食べる人はいない。
現代に生きるアイヌはスーパーマーケットに行って野菜や肉や魚を買う。

…ってわざわざいうのも、お客さまから真顔で尋ねられることがあるのだ。
「食料はどうしているんですか?」「どういったものを食べているんですか」って。ホントに。

つい、「山へ行って鹿やらウサギやらをとっつかまえて…」と言っちゃおっかなーと思ったりするんだが、マジメな性格がジャマをして言えないんだな、これがなかなか。
鹿だったら内地から来るハンターさんのほうが気軽にゲットしてるっしょ。

でもチョロチョロしているエゾリスを見かけると、「あー、昔、親たちが焼いた(エゾリスの)足をしゃぶるように食べていたっけ」ってなことが頭をよぎる。鶏肉の手羽みたいなかんじだね。

ゆえに、エゾリスは「かわいい!」っちゅーよりも「うまそう!」なモノなのだ。
おことわり:画像はありまへん。

テーマ:北海道/道東 - ジャンル:地域情報

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