2007-06

蛙じゃないよ魚だよ

2007年6月24日(日)晴れ のち くもり 夕方から雨

<samaetuo>をいただいた。
sapa=頭、etu=鼻、o=ついている、で<カジカ>のことである。
グロテスクな顔つきがイヤという人もいるけど、このエヘエヘとでも言いそうな表情はたまらなく好感が持てる。
07062405

いつもいつもカジカ汁じゃ芸がないなあと思ったので、釣った方のアドバイスも受けて今回は「からあげ」。

ちなみに、さばき方は我流である。
骨格の仕組みを予想して包丁を入れるんである。テキトーに。

で、予想外の出来事が起きた。
ひとめ見たときからコイツ、デカいなーとは思っていた。
内臓がやけにパンパンだったもんで、興味シンシンに解剖してみたら、あれま!

もう一匹、魚が出てきたさ。ほぼ原型をとどめて。
どうやら他の魚を丸呑みにして動きが鈍くなっていたもんだから捕獲されちまったんであろう。気の毒に。

先日、6月21日の北海道新聞夕刊
魚の心だって揺れている

益田玲爾氏は魚類心理学の研究をされている。ご存知ない読者がほとんどだろうとご本人がおっしゃるこの研究分野、益田氏の造語だそうだ。「そもそも魚に心があるのか?」と聞かれることもしばしばだという。

群れ行動は魚にとって高次な行動である、とか、魚でも若いある時期に学習能力が高くなる、など、なかなか奥が深くおもしろそうな学問である。

そんな記事を読んだせいもあって、お腹いっぱい幸せいっぱいの直後に襲われたであろう災難に、「すまないねえ。その代わりしっかり食べてあげるからね」という都合の良い解釈で、おいしく食べさせていただきました。
ごちそうさまでした(拝)。

<hure-apappo フ(赤い)・アパッポ(花)>と呼ばれていたようだけれど、花の色は黄色いエゾゼンテイカ(蝦夷禅庭花)。エゾカンゾウとも。
07062401

北海道の花に指定されている<maw マハマナス(浜梨の転化)。
07062402

アイヌの中では、この実を採取し、種子をとって肉質部だけを乾かして貯えておき、イオマンテのときなどに煮て油を加えどろどろしたものを作って場内にまいたり嫌がる参会者を追いかけて顔に塗りつけたりした地方や、悪疫流行の際はギョウジャニンニクの葉にこの木の枝と木幣を添えて立てた地方、果実を糸に通して数珠状のものを作り遊び道具にした地方などがあったという記録が。
屈斜路コタンでは、種子を取って肉質部だけを乾燥させた実をごはんに入れて炊き、<イチャルパ>先祖供養祭のときにお供えし、参会者にふるまっております。

レンゲツツジに止まったのは<paskur-marewrew>(paskur=カラス、ma=泳ぐ、rewrew=とまりとまりする)カラスアゲハ
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フレンチマリーゴールドの蜜を吸っているのは<icanuy-marewrew>キアゲハ
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同じアゲハチョウなのに、キアゲハは野菜の葉なども食べてしまうために害虫とされているんだ。数年前、屈斜路コタン周辺でキアゲハが大量発生したことがあったとか。
確かにこわい。

食べ物の旬、植物の生長などで季節を感じられるのは、当たり前のようだけど実は贅沢な暮らしなのかもしれないと、最近はつくづく思う。


テーマ:北海道/道東 - ジャンル:地域情報

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